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更新日: 公開日:2018/01/22

プリウスの車検費用を解説|相場や内訳、料金を抑えるためのポイントまで紹介

プリウスのイメージ

新車でも中古車でも、車検は避けて通れません。
プリウスの車検費用について、「どれくらいかかる?」「ほかの車種より安いの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、車検費用の内訳や相場、大切なお金を無駄にしないためのポイントや賢い業者選びなど、プリウスの車検について徹底的に解説します。
車検を賢くお得に乗り越えたいプリウスオーナー様は、ぜひチェックしてください。

目次

プリウスの車検費用の相場

駐車しているプリウス

プリウスの車検の場合は1回につき6〜9万円前後が相場のようです。
車検にかかる費用に関してですが、プリウスの車検は同サイズのガソリン車と比較すると安いと言えます。
その理由は、2つあります。

ひとつはプリウスを新車で購入すればそのほとんどが「エコカー減税(※)」の対象になり、購入時や車検時に支払う税金を安く済ませることができます。さらにもうひとつの理由として車検時に交換する消耗品が少ないため、メンテナンスにかかる費用も抑えられるということが挙げられます。

(※)エコカー減税とは

エコカー減税とは、国土交通省が定めた排出ガスと燃費の基準値をクリアした環境に優しい自動車を対象にした税金の優遇制度です。対象車は、自動車にかかる税金のうち「自動車取得税」と「自動車重量税」が減税もしくは免税になります。
詳しくは以下の記事をご確認ください。

この次の章で、車検費用の内訳を細かく見ていきましょう。

プリウスの車検費用の内訳

プリウスの模型と費用イメージ

プリウスをはじめとする自動車の車検費用は、法定費用、車検基本料、整備・修理費用で構成されています。

税金や手数料にあたる法定費用は、どの業者に依頼しても同じ金額ですが、車検基本料や整備費用は業者によって異なるというのが特徴です。

以下で、プリウスの車検費用の内訳について解説します。

法定費用

車検における法定費用は、必ず支払う必要がある費用です。
具体的な金額は以下の通りです。
  • 自賠責保険料(24ヶ月分): 17,650円
    自賠責保険は、車両の運転によって他人に損害を与えた際に補償するために加入が義務づけられています。
    金額は一律です。
  • 自動車重量税: 0円または15,000円または20,000円
    車の重量や用途によって課せられる税金です。
    プリウスの場合、2023年3月発売モデルの一部を除いて1,500kg未満の乗用車に分類され、2年間で15,000円の自動車重量税が発生します。
    新車のプリウスはエコカー減税の対象となり、初回の車検時は自動車重量税が免税、2回目の車検は車種によって免税もしくは15,000もしくは20,000円に減税されます。
  • 印紙代: 1,600〜2,300円
    印紙代は、車検を受ける際の手数料です。
    車種や検査方法などによって金額が異なります。

法定費用の内容と区分・金額についての表


これらの法定費用は車検を依頼する業者に関係なく一律で決まっていますが、車両の重量や型式により若干の差が出ます。

車検基本料

車検基本料は、車検を代行する業者に支払う費用で、業者によって料金が異なります。
この費用には、点検費用や代行手数料、車両の検査を行うための基本技術料が含まれます。
プリウスの場合、車検基本料の相場は20,000〜50,000円程度です。

整備・修理費用

整備・修理費用は、車検を通すために必要な部品交換や修理・調整を行うための費用です。

プリウスの場合、消耗品の交換や、ブレーキやヘッドライトの調整、故障箇所の修理が必要になることがあります。
整備費用は業者や車の状態によって異なりますが、数千円から数万円ほどです。

プリウスの車検費用を抑えるためのポイント

プリウスの車検費用を抑えるポイントを考えるぶぅ〜ん

定期的にかかってしまう車検費用、できるだけ負担を減らしたいですよね。
プリウスの車検費用を抑えるには、適切な業者選びやタイミング、整備内容を見極めることがカギとなります。

以下のような少しの工夫で大きな節約につながる可能性があります。

複数の業者から見積もりを取る

車検費用は業者によって大きく異なるため、複数の業者から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較することが重要です。

ディーラーは専門知識に基づいた高品質な整備を提供しますが、その分価格も高くなりがちです。

逆に、車検専門店やガソリンスタンド、民間整備工場では、社外品パーツを活用するなどの工夫で、同じ作業でも費用を抑えられる場合があります。
複数の業者を比較検討し、自分に最適な業者を選びましょう。

早期予約やキャンペーンの活用

車検の時期を先延ばしにせず、早めに予約をすることで割引が適用される場合があります。

季節に応じて行われるキャンペーンを利用することで、さらに安く車検を受けることができる可能性もあります。
事前にホームページなどをチェックしておきましょう。

不要な整備の見極め

必要な整備と不要な整備を見極めることも費用を抑えるために重要です。

一部の業者では、過剰な整備を提案することもありますが、勧められたすべての点検や修理が必須というわけではありません。

例えば、消耗品やパーツの交換が過剰だと思われる場合には、作業を依頼しないようにしましょう。

ユーザー車検を検討

業者に依頼せず、自分で車検を行う「ユーザー車検」という方法もあります。
必要な手続きを自分で行うことで、費用を大幅に抑えることができます。
自力での整備や検査の立ち合いが必要となるため、専門的な知識と労力が必要になりますが、自信がある方は、挑戦してみる価値があるでしょう。

ユーザー車検に関しては以下の記事で詳しく説明しているので、気になる方はぜひご覧ください。

プリウスの車検で知っておきたいポイント

プリウスの模型と虫眼鏡

そもそもハイブリットカーとは?

ハイブリットカーとは複数の動力源(一般的にはエンジンとモーター)を搭載し、それらを状況によって使い分けて走行する自動車のことを指します。
従来のガソリン車と比較すると燃費効率が非常に高いというメリットから、ハイブリットカーは普通車の国内販売比率の3割を占めているというデータもあるそうです。

現在、ハイブリットカーは「シリーズ式」「パラレル式」「シリーズ・パラレル式」の3つの種類に分けられます。

この中でプリウスは「シリーズ・パラレル式」に該当し、ハイブリットカーの中でも最も燃費効率が高いシステムだと言われています。

また、ハイブットの派生モデルであるPHV(プラングインハイブリット)は、外部からプラグを差し込んで直接バッテリーに充電できるタイプになります。

このように、プリウスをはじめとしたハイブリットカーは新しいモデルがどんどん製造・販売され、ますます市場に浸透していくのではないでしょうか。

プリウスの部品の特徴

プリウスはガソリンと電気で走るハイブリットカーであるため、普通のガソリン車とは内部の構造が少し異なります。そのため、使っている部品やその寿命も違ってくるため、知っておくと便利です。
  • ブレーキパット
    プリウスのブレーキパットの交換時期は普通のガソリン車より長めです。なぜなら、通常はブレーキパットは1つですが、プリウスは2つ(通常のブレーキパットと、電気を充電するための回生ブレーキのブレーキパット)あるため、その分消耗のスピードが遅いからです。

    場合によっては、総走行距離が10万キロ超えても交換しないこともあるようです。そのため、走行距離にもよりますが、初回の車検であればブレーキパットの交換は必要ないと言えます。
  • 補機バッテリー
    プリウスには「駆動バッテリー」と「補機バッテリー」の2つが内蔵されています。前者はモーターで車を走らせるためのバッテリーで、後者は車内のアクセサリやハイブリットシステムを稼働させるバッテリーとなっています。

    万が一、補機バッテリーが上がるとハイブリットシステムが稼働しなくなり、走行不可能となってしまいます。そのような事態を防ぐために、車検時には必ず補機バッテリーの点検を行いましょう。

    また、通常3〜4年で寿命を迎えると言われているため、初回の車検で問題なかったとしても、次の車検までに不具合が起こる可能性が高いということを把握しておくことが大切です。
  • オイル交換
    普通のガソリン車の場合、走行距離5,000キロが交換の目安ですが、プリウスの場合は15,000キロもしくは1年に1回程度の交換を推奨されています。

    これは、エンジンを使わずモーターのみで走行する「EVモード」を行っている際に、エンジンオイルを使わないためです。

    ただし、悪路や山道などシビアコンディションを走ることが多い場合は、7,500キロ程で早めに交換しておくと安心です。
  • タイミングチェーン
    車の中枢であるエンジンの中でも、かなり重要な役割を果たす部分が「タイミングチェーン」です。

    従来は同じ役割を持つ「タイミングベルト」が採用されていましたが、耐久性とスペースの問題からタイミングチェーンを採用する車が増えています。

    プリウスもそのひとつで、交換寿命がなんと約30万キロと言われています。タイミングベルトの交換寿命が約10万キロですので、3倍の長さになっています。

    車の整備状態にもよりますが、オイル交換等しっかりと行っていれば廃車まで交換の必要はないと言えるでしょう。

車検を依頼する業者の種類と特徴

プリウスの車検を依頼するイメージとぶぅ〜ん

プリウスの車検を受ける際、業者選びはとても重要です。
費用やサービス内容、納期など、各業者にはそれぞれの特徴があります。
自分のニーズに合った業者を選ぶために、それぞれの業者の特徴を知っておきましょう。

ディーラー

ディーラーでの車検は、純正部品の使用や高品質な整備サービスが期待できる点が大きな魅力です。

トヨタ車に特化した知識と技術を持ったスタッフが対応してくれるため、プリウスのようなハイブリッド車も安心して任せることができます。

しかし、純正部品を使用するため、他の業者と比べて費用が高くなりがちです。
確実な整備を求める方には最適ですが、費用を重視する場合は不向きかもしれません。

車検専門店

車検専門店は、車検を迅速に済ませられる点が大きなメリットです。
多くの専門店では、短時間での車検を提供しており、費用も比較的安価です。

ただし、業者ごとにサービス内容にばらつきがあるため、事前に自分のニーズに対応しているかを確かめましょう。

複雑な修理が必要な場合や、特定の部品交換が求められる場合は対応できないこともあります。

認証工場・整備工場

認証工場や整備工場は、費用の負担を抑え、柔軟に対応してくれることが多いです。

プリウスのようなハイブリッド車に関する知識を持つ整備士がいるなど、ハイブリッド車に強い工場を選べば、安心して車検を依頼できます。

しかし、工場によって技術力やサービス内容に差があるため、事前に口コミや評判を調べ、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

カー用品店

カー用品店は、自社で販売している社外品パーツを使用するため、部品交換費用を安くすることが可能です。

ただし、部品の品質や整備の技術にはばらつきがあるため、事前にしっかりと見極めることが求められます。

整備士がプリウスに特化した知識を持っているかも確認しておくと良いでしょう。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでの車検は、気軽に依頼でき、費用が低めに設定されているため、お得に車検を受けることができます。

しかし、代車が用意できない場合や、車検場への持ち込みが必要な場合があるため、利用の際は注意が必要です。

忙しい方には便利ですが、サービス内容をしっかりと確認しましょう。

それぞれの業者についてさらに詳しく解説した記事もあるので、そちらもご覧ください。

プリウスの車検費用はエコカー減税対象のため低め

プリウスとエコのイメージ

プリウスの車検費用は、法定費用や基本料、整備修正費用で構成され、相場はおおよそ6〜9万円ですが、業者や整備内容によって異なります。

複数の業者から見積もりを取ることや、キャンペーンを活用することで、費用を抑えることもできます。

プリウスの車検の際は、この記事の内容をぜひ参考にしてください。
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