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発行者:EPARK車検事務局
編集責任者:宮崎
クルマの知識 (Knowledge of a car) -山形県編- エコタウンプロジェクト山形
山形県では、1人1台車を所有しているといっても過言ではないほどの車社会です。任意自動車保険料の1世帯当たりの年間支出金額を見てみると、山形市が全国第3位になるほど、保険加入率も高くなっています。車の所有は、保険料や維持費など何かにつけて、家計にかかる負担も大きいものです。しかも、ガソリンの高騰で、ますます厳しくなってきています。事故の心配もありますが、交通事故発生件数は平成20年7,832件でしたが、平成24年には、7,084件まで減っています。山形県では、約900年前の山形鋳物にさかのぼるように、歴史ある確かな技術力を誇っています。東日本有数のものづくりの地となっています。県内では、エンジンや、ブレーキ、内装、外装、電子関係など、自動車に深く関係する自動車関連製品が、数多く生産されています。その上、高い技術力ですから、安心して使用することができ、ニーズが増えています。他県と比べ、まだまだ普及率の低い電気自動車ですが、平成23年3月時点で全国44位だった普及率も、平成24年3月末では全国26位まで上昇しています。その要因の1つに、「エコタウンプロジェクト」があげられます。数ある温泉街にも、電気自動車が普及しているのです。とくに上山温泉では、「かみのやま温泉EVエコタウンプロジェクト」に取り組んでいます。「健康」「環境」「観光」の3言葉をキーワードに、電気自動車用の充電インフラの整備や、EVタクシーやEVレンタカーなど、人も車も充電できる観光まちづくりを目指しています。この取り組みは、山形県での平成23年度「新しい公共の場づくりのためのモデル事業」に選定されています。温泉街と電気自動車を合わせた、滞在型健康保養地(クアオルト)です。宿泊されたお客様は、1日2組限定ではありますが、電気自動車が利用できます。(清掃代2,000円かかります。)ちなみに、山形県での電気自動車用充電器ですが、急速充電器の設置場所は21か所、普通充電器77か所で稼働しています。
編集だより
電気自動車に興味はあっても、いざ購入ともなると不安は尽きないものです。まだ急速充電器が不足しているからか、充電にかかる費用が少し高めになっていますし、その設置数に不安を抱く声も多く聞かれます。また、電気自動車の実際の乗り心地も、体験してみなければ分からないところです。「かみのやま温泉EVエコタウンプロジェクト」のように、ゆったりと温泉旅行を楽しみながら、清掃代としての2,000円のみで電気自動車が利用できるのであれば、行ってみたい気もしますね。全国的にみても、電気自動車のカーシェアリングやレンタカーなど、まだ数は少ないものの、調べてみると案外あちらこちらでも試乗できるところは見つかるはずです。気になるメーカーの自動車を探して、乗ってみるのも楽しいですね。