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発行者:EPARK車検事務局
編集責任者:宮崎
クルマの知識 (Knowledge of a car) -石川県編- 石川県では寒冷地向けの車が人気

石川県は周囲の約4分の3を日本海に囲まれているせいか、典型的な日本海側気候。夏でも湿度がさほど高くならず過ごしやすい反面、冬は降雪量が非常に多いのが特徴です。冬自体も長く、11月や3月に雪が降ることも珍しくありません(それらの時期に積もることはまれですが)。そのため、石川県では雪道に強い自動車が選ばれる傾向があります。もっとも雪道に強いのが、乗用タイプのフルタイム4駆車。なかでもLSD(カーブなどを曲がるとき、内側のタイヤの回転を制限する装置)付きの車は、よほど雪が深くないかぎり問題なく走行できます。ライトSUVタイプでもLSDがないと、カーブなどで踏ん張りが効かずに走行が不安定になりやすく、最悪の場合は雪に足を取られて動けなくなってしまうことも。ほとんどの場合、タイヤにチェーンを巻いたりスタッドレスタイヤに変えたりすることで対応可能ですが、やはりLSDがあったほうが心強いと言えます。また、石川県では軽トラックを乗用車がわりに使っている人も。軽トラックの4輪駆動はフルタイム4駆車とちがい、通常の舗装された道路は非常に走りにくいのですが、2輪駆動と4輪駆動を自由に切り替えられるため、ふだんは2輪駆動にしておき、雪が積もったときだけ4輪駆動で走行するというわけです。
編集だより
石川県では雪に強い車が人気ですが、具体的にはどのような車種が好まれているのでしょうか。やはり一番人気は、フォレスターやアウトバックといったスバル社製の車。雪道におけるスバル車の強さは日本中に広く知られていますが、最近は海外でも有名になってきました。その原因となったのが「インプレッサが雪道でスタック(タイヤが空回りして前進も後退もできなくなること)しているトレーラーをけん引する動画」です。アメリカで雪道にハマって動けなくなった大型トレーラーをインプレッサでけん引して自走できるところまで移動させたことがあり、この動画がインターネット上にアップされました。雪道にもかかわらず、自重の何倍もあるトレーラーを救出するインプレッサの姿に感動した人たちがスバルを大絶賛。いまでは、スバル車は雪道に強いという常識(?)が海外にも浸透しているようです。