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発行者:EPARK車検事務局
編集責任者:宮崎
クルマの知識 (Knowledge of a car) -福井県編- 福井は日本一自動車の必要な県!でも、ガソリンスタンドや工場の数はワースト
福井県は「最も自動車が必要な都道府県」といえます。その根拠となる1世帯当たりの車両保有台数は「1.76」(24年3月時点)で、これは22年から連続して全国1位です。自動車がこれだけ必要とされるのは、公共交通機関が大都市圏に比べると若干不便であるためです。
実際に福井県では、全国的に車保有数の少ない東京都と比べ、約3倍もの台数が走っている計算になります。車を使って出かける割合も、大阪府や京都府が3割ほどの割合なのに対し、福井県では約8割というから、驚くべき差です。ですが、福井県が以前から車メインの生活を送ってきたわけではありません。もちろん、バスや電車などの公共の交通機関を利用していた時期もあります。今では、公共の交通機関を利用する人口が7万人といわれていますが、45年前には約23万人の方が利用していました。郊外が発展し始めたことで、大きな駐車場を備えたショッピングセンターなどができたことにより、公共の交通機関の収益の減少、それに伴い本数減少などのサービスの低下、同時に人々が不便さを感じることでますます車社会が進展する結果となったのです。
こういった問題は、車両台数が増えている県には深刻なケースです。車社会が進むにつれ、車を運転することのできないお年寄りや学生は、病院や学校に通う交通手段がますます限定されてしまうのです。車社会を否定するわけではありませんが、共存という点も今後大きな課題となっていくことでしょう。
編集だより
福井県で自動車が特に多いのは、公共交通機関が多少不便ということもありますが、それに加えて積雪量が多いということも、理由に挙げることができます。どんなに雪に慣れている人であっても、北陸の大雪の中、徒歩や自転車に不便さを感じることも多々あるでしょうからね。福井県に限らず冬に積雪量の多い地域は、のきなみ自動車の保有率が高くなります。こうした地域に住むことによって自動車という発明のありがたさをより実感できるのかも知れませんね。もちろん車の雪対策として寒冷地仕様車やスタットレスタイヤといったコストは余計にかかってきてしまいますが、費用を投じるだけの利点もたくさんあるのでしょうね。