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発行者:EPARK車検事務局
編集責任者:宮崎
クルマの知識 (Knowledge of a car) -富山県編- 「環境にやさしいまちづくり」を目指す富山県
富山県は、その名(とやま)の由来に外山(とやま)という説があるといわれるほど、北アルプスと飛騨山系、加越国境の丘陵と三方を山々に囲まれた、とても自然豊かな県です。また、日本海側の中央に位置し、対岸の諸外国との貿易も盛んです。環日本海貿易の拠点になっており、とくにロシアに向けて、中古車販売の取引も積極的におこなわれています。富山県では、移動手段に自動車を使用する割合が高く、全国的にみても、栃木県や群馬県に次いで常に上位に位置しています。人々が何の目的で、いつ、どのような交通手段を使って移動しているかを調べる「パーソントリップ調査」で見てみても、公共交通機関を利用する割合が減っている様子が分かります。利用者減少の理由からも、近年公共交通機関の廃止や路線見直しがおこなわれ、さらに自動車の普及に拍車をかけています。富山県では、自動車が一家1台から、1人1台必要な足となっています。自動車が増えると同時に、交通渋滞や事故件数も増加してきました。自動車での移動が容易なため、郊外には大型ショッピングセンターが増加し、人の流れも幹線道路沿いに移動してきています。海と山に囲まれた富山県では、水力発電にも早くから取り組んできました。また、再生可能エネルギー自給率も大分県に次いで2位ですし、山岳地域の急流河川を利用した、有数の電源開発地でもあります。持ち家率も高いので、太陽光発電の普及にも力を入れています。富山市内には「ポートラム」の愛称で人気の、富山ライトレール(路面電車)が運行していますが、車普及率の高さに歯止めをかける意味でも注目されています。一方富山県は、「次世代自動車充電インフラ整備ビジョン」を策定し、県内308か所に電気自動車(EV)の充電設備の施設を導入しています。環境にやさしいまちづくりを課題とし、積極的に取り組んでいるのが富山県の特徴です。
編集だより
置き薬で有名な「富山の薬売り」ですが、消費者側からみても、薬の無駄な買い置きの必要がなく、使用した分の支払いで済む点など、やはり富山県民の賢さの表れかもしれませんね。「嫁は越中からもらえ」といわれるほど、富山県には、働き者の女性も多いそうです。勤勉家で倹約上手な人が多いのかもしれません。また、富山といえば、立山連峰、チューリップ、海産物などたくさん思い起こされますが、日本海側の拠点港である富山新港に、新たな名所ができました。新湊大橋です。新湊大橋(臨港道路富山新港東西線)の開通で、富山地方鉄道射水線が廃止になって以降分断されていた、富山港の東西がつながったのです。全長600m。いままで車で15分近くかかっていたのに、約半分の時間で移動できるようになりました。しかも。海の上です。この橋は二層構造になっていて、車道の下には自転車歩行者道「あいの風プロムナード」が通っているんです。海の貴婦人とも称される帆船「海王丸」を公開している、「海王丸パーク」へもグンと行きやすくなりました。ドライブの行き先がまた一つ増えましたね。