愛車の日常点検
不具合の早期発見と早期整備こそが安心して車を乗るためのポイントです。
クルマの部品は、走行距離や時間の経過に伴い、少しずつ劣化・磨耗していきます。
旅行先など遠方で愛車が動かなくなったら大変ですよね。
日頃の日常点検による不具合の早期発見と早期整備こそが安心してクルマに乗るためのポイントです。
チェックするところはいろいろありますが、簡単なところでは、運転席に座って警告灯が点滅していないかの確認から、ボンネットを開けてのチェックやタイヤを中心とした車のまわりのチェック、走行してのチェック等があります。いずれも、それほど車に関する知識が無くても自分で出来るものばかりです。また、エンジンオイルの交換は4千kmまたは6ヶ月毎、クーラントの交換は4万kmまたは2年毎、などの目安も参考にするといいと思います(予防整備)。
少なくとも長距離走行の前や洗車、給油時等を目安に、走行中の故障やトラブルを防ぐため、日常点検をすることをオススメします。
<よくあるトラブル>
◆バッテリあがり
◆タイヤのパンク・バースト
◆ランプ類の故障
◆ブレーキ不良
<危険信号>
以下のような兆候があった場合は、すぐにお店でチェックしてもらってください。
◆車体の震え ◆走行中の異臭
◆タイヤのバランス ◆ハンドルの振動
◆色のついた水漏れ ◆水温計の異常上昇
◆走行中の異常音 ◆アイドリングの調子が悪い
◆排ガスの色 ◆ブレーキのきき
◆燃費が悪い ◆パワーがない
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車検切れは危険がいっぱい
「車検切れ」の車は危険がいっぱい、簡単に考えずにしっかりとした対応をお願い致します。
EPARK車検では、受付けていない「車検切れ」。
殆どの方はご経験のないことだと思いますが、長期海外出張などで、気がついたら車検切れだった、という方もいらっしゃると思います。
「車検切れ」の車は危険がいっぱい、簡単に考えずにしっかりとした対応をお願い致します。
まず、「車検切れ」になると、当然そのまま車を使用することは出来ません。「近いから・・・」「少しだけなら・・・」などと運転してしまっては絶対にいけません。
車検が切れたまま走行してしまうと、道路交通法違反の「無車検運行」になり違反点数は 6点、罰則は「 6ヶ月以下の懲役又は 30万円以下の罰金」となります。また、実際は殆どにおいて自賠責保険もきれていると思われますので、「無保険車運行 (違反点数は 6点、罰則は「 1年以下の懲役又は 50万円以下の罰金」)」も追加されて、違反点数 12点で一発で免許停止または免許取り消しになってしまいます。 「懲役」なんて言葉、刑事ドラマの見すぎ、って言われそうですが、それぐらい「車検切れ」って危険なことであると認識してください。
では、車検切れの車を車検に通すためにはどうしたらいいのでしょうか。一番簡単なのは、ディーラーや整備工場などにレッカー車で引き取りに来てもらうこと、それがダメなら仮ナンバーを取得してください。
自賠責保険が切れていたら、必ず25ヶ月の自賠責保険に加入してください。 仮ナンバーは自分の住んでいるところ、もしくは車が置いてある所轄の区役所・市役所・町役場で手続きをします。
ここまで出来れば安心です。
あとは、普通に車検を受けにお店に向かってくださいね。
ちなみに、仮ナンバーの貸出期間は、申請日当日を含めて3日間となります。
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車検証を紛失したら(北九州版)
車検証は、常に車に積載することが義務付けられています。
車検証は、常に車に積載することが義務付けられており、車検証不備のまま公道を走ると罰せられますので、車検証を紛失したら、すぐに再発行の手続きをとってください。
普通自動車は陸運支局 (軽自動車は軽自動車検査協会)で再発行出来ます。また、どの陸運支局、軽自動車検査協会でも良いのではなく、「ナンバー」を管轄している機関に申請しなくてはなりません。
福岡県の管轄は以下のようになっており、例えば「北九州ナンバー」の車両であれば、北九州市小倉南区にある北九州自動車検査登録事務所まで再発行の手続きに行かなくてはなりません。
ナンバー |
管轄 |
福岡ナンバー |
福岡運輸支局 |
北九州ナンバー |
北九州自動車検査登録事務所 |
久留米ナンバー |
久留米自動車検査登録事務所 |
筑豊ナンバー |
筑豊自動車検査登録事務所 |
再発行に必要な書類は以下になります。
◆運転免許証・健康保険証等の身分証明書
◆印鑑 (認印)
◆住民票や印鑑証明など住所を証明するもの
◆理由書 (破損の場合以外)
※代理人が申請する場合は委任状が必要になります。
▼豆知識
自賠責保険証明書、自動車税納税証明書も車検を受ける際には必ず必要です。自賠責保険証を積載せずに公道を走ることは違法です。紛失したらすぐに保険会社に再発行の手続きをしてください。自動車税納税証明書は、管轄の陸運支局の近くにある自動車税事務所または都道府県の税事務所(軽自動車の場合は市区町村役所の納税課)で再発行できます。
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