車検は、大きく分けて 「国の機関で受ける方法」 と 「民間機関で受ける方法」 の2種類があります。どちらを選ぶかによって、費用や手間が異なります。自分の希望や予算に応じて、適した方法を選びましょう。
国の機関で受ける方法(運輸支局・軽自動車検査協会)
国の機関で車検を受ける方法は「ユーザー車検」と呼ばれ、自分で運輸支局や軽自動車検査協会に車を持ち込んで検査を受ける方法です。
- 【普通車・小型車の場合】
- 国土交通省の管轄である運輸支局で検査を受けます。
- 【軽自動車の場合】
- 軽自動車専門の検査機関である軽自動車検査協会で検査を受けます。
- 【ユーザー車検のメリット・デメリット】
- メリット
- 費用が最も安い(整備費や代行手数料が不要)
- 自分の都合で予約・検査ができる
- デメリット
- 事前の点検・整備を自分で行う必要がある
- 書類準備や検査手続きをすべて自分で行うため手間がかかる
- 検査基準を満たさないと不合格になる可能性がある
このように、ユーザー車検は費用を抑えたい人や、車のメンテナンスに詳しい人に向いている方法です。
民間機関で受ける方法
民間機関で車検を受ける場合、主な選択肢として ディーラー、整備工場(指定工場・認証工場)、カー用品店やガソリンスタンド などがあります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選びましょう。
- 【ディーラー車検】
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- 自動車メーカーの正規ディーラーで受ける車検
- メーカー純正部品を使用し、高品質な点検・整備を受けられる
- 費用は比較的高めだが、安心感がある
- 【整備工場での車検(指定工場・認証工場)】
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- 「指定工場(民間車検場)」では工場内で検査が完結し、スピーディーに車検が完了する
- 「認証工場」では点検・整備のみ行い、検査は運輸支局で実施する必要がある
- ディーラーより費用を抑えられる場合が多い
- 【カー用品店・ガソリンスタンド・車検専門店などの車検】
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- 短時間で完了する「スピード車検」などを提供する店舗が多い
- 点検・整備が限定されることがあるため、事前に内容を確認することが重要
- 【民間機関で車検を受けるメリット・デメリット】
- メリット
- 点検・整備と車検を一括で依頼できる
- ディーラーや整備工場では、必要に応じた整備や部品交換を提案してもらえる
- 指定工場なら運輸支局へ行く必要がないため手間がかからない
- デメリット
- ユーザー車検に比べて費用が高くなる傾向がある
- 不要な整備や部品交換を勧められることがあるため、見積もりをしっかり確認する必要がある
国の機関での車検は費用を抑えられますが手間がかかるのに対し、民間機関での車検は手軽ですが費用がやや高めになります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選びましょう。
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