しかし、期限ギリギリで車検を受けると、思わぬデメリットが発生する可能性があります。
予約が取れない可能性がある
車検は多くの人が期限間際に駆け込むため、店舗の混雑状況次第では予約を取るのが難しくなります。特に土日や繁忙期(2月〜3月)は予約が埋まりやすく、受け付けてもらえないことも。
結果的に、希望する店舗で車検を受けることができず、割高な店舗やサービスを選んでしまうリスクが高まります。
追加整備が必要になったときに間に合わない
車検時に整備が必要になるケースもあります。もし大掛かりな整備が必要になり、部品の取り寄せが発生すると、交換作業に数日かかることも珍しくありません。
有効期限ギリギリで車検を受けると、整備が間に合わず車検切れになってしまう可能性が高まります。
費用が高くなることもある
早期予約での割引やキャンペーンを利用できることが多い車検ですが、ギリギリでの予約ではこれらの割引が適用されないことがあります。また、「特急対応」が必要になる場合、追加料金が発生するケースもあるため、結果的に通常よりも費用が高くなる可能性があります。
ユーザー車検の場合はさらにリスクが高い
運輸局へ自分で車を持ち込む「ユーザー車検」の場合、ギリギリのスケジュールではさらにリスクが高まります。不合格となった場合、整備や部品交換に時間がかかり、再検査の予約を取る余裕がなくなることも。
車検切れとなると公道を走ることができず、移動手段の確保にも苦労することになります。
車検は期限ギリギリではなく、余裕を持って受けることが重要です。
焦って高額な車検や不十分な整備を選ぶリスクを避けるためにも、余裕を持った計画を立てましょう。