車検ステッカー(もしくは車検シール)とは、車検を受けたときに新しい車検証といっしょに交付される四角いステッカーです。検査標章とも呼ばれ、車検の有効期限を分かりやすく示すとともに、その車の車検が有効であることを証明する重要な役割を持っています。
一方で、車検ステッカーと同じくフロントガラスに貼り付ける「丸いステッカー」があります。それは「12ヶ月法定点検」を行った際に貼るステッカーで、そのデザインから「ダイヤルステッカー」とも呼ばれます。
車検ステッカーと同じく次の定期点検の時期が一目で分かるように、表面には年月が記載されています。この年月を車検の有効期限と混同してしまう場合がありますので、くれぐれもご注意ください。
また、定期点検のステッカーは車検ステッカーと違って、貼らなくても違法にはなりません。ですが12ヶ月法定点検もドライバーの義務であり、その証明となるステッカーも貼っておくことが好まれます。
車検ステッカーとは?ステッカーの種類について
車検ステッカーの見方
車検ステッカーは、2016年12月にデザインが変更されているのはご存知ですか?新しいステッカーはサイズが少し大きくなったことで、より見やすくなっています。
まず車検ステッカーは、軽自動車と普通車でその色が異なります。軽自動車の場合は、ナンバープレートと同じく「黄色」のステッカー、その他の普通車はすべて「青色」のステッカーです。
車検ステッカーには外から見える「表面」と車内から見える「裏面」があり、それぞれで表示されている内容が少し異なります。
まず車検ステッカーは、軽自動車と普通車でその色が異なります。軽自動車の場合は、ナンバープレートと同じく「黄色」のステッカー、その他の普通車はすべて「青色」のステッカーです。
車検ステッカーには外から見える「表面」と車内から見える「裏面」があり、それぞれで表示されている内容が少し異なります。
- 表面
- 車検の有効期限満了の年月を表示。小さく記載されている数字が年、大きく記載されている数字が月を表します。
- 裏面
- 車検の有効期限が満了する年月日を表示しています。
このように裏面のほうが日付まで記載されており、より詳しい情報になっているのが分かります。同じ月内でも満了日が1日と31日では車検を受けるタイミングが大きく変わってくるので、車検の有効期限を確認する際には必ず年月日まで書かれた裏面を参考にしましょう。
車検ステッカーの基本!貼り方と貼る場所は?
車検ステッカーですが、これは道路運送車両法第66条で定められている義務で車検証を備え付けるのと同じように必ず貼らなくてはなりません。
次に、道路運送車両法施行規則を調べてみるとステッカーを貼る場所については、どこにでも貼って良いわけではなく、道路運送車両法第37条で自動車のフロントガラスの内側の前方の見やすい位置にに貼り付けなくてはいけないと定められています。
フロントガラスの中央などに貼ってしまうと警察からの指導を受けることになるかもしれませんので、あくまでも視界を妨げない場所に貼ってください。
次に、道路運送車両法施行規則を調べてみるとステッカーを貼る場所については、どこにでも貼って良いわけではなく、道路運送車両法第37条で自動車のフロントガラスの内側の前方の見やすい位置にに貼り付けなくてはいけないと定められています。
フロントガラスの中央などに貼ってしまうと警察からの指導を受けることになるかもしれませんので、あくまでも視界を妨げない場所に貼ってください。
車検ステッカーの貼り方と剥がし方
ディーラー等の業者を通して車検を行う場合は車検ステッカーまで貼り換えてあることもありますが、ユーザー車検を行った場合は自分自身でステッカーを張り替える必要があります。
そこで、車検ステッカーの貼り方および剥がし方の手順をご紹介します。
そこで、車検ステッカーの貼り方および剥がし方の手順をご紹介します。
- 貼り方
-
- 青色シール(もしくは黄色シール)の右半分を台紙からはがし、透明シールの上に貼り付ける。
- 残りの左半分も同じように台紙からはがし、透明シールの上に貼り付ける。
- 透明シールと張り合わせたシールを台紙からはがす。
- 前方のフロントガラスの見やすい位置に貼り付けて完成。
- 剥がし方
-
- まず表面の透明シールからはがす。
- シールの粘着力が強く、ほとんどの場合シールの跡(粘着質)が残るので霧吹き等でシールを貼っていた部分を濡らし、濡れたティッシュとラップを重ねて20〜30分蒸らす。
- 定規等を使ってガラスに傷つかないようにゆっくりはがす。
- まだ粘着質が残っている場合は、ウエットティッシュなどで優しく拭き取る。
車検ステッカーは2年(新規検査の場合は3年)の間、防犯上の観点からや寒暖差の激しい環境でも耐えられるように、簡単に剥がれないようになっています。そのため、実は貼るよりも剥がす方がはるかに大変だと言われています。
また、剥がすタイミングも重要です。なぜなら、もし新しいステッカーが手元にない状態で剥がしてしまうと、新しく貼り付けるまではその車を運転できなくなってしまうためです。車検ステッカーの貼り換えは必ず新たにステッカーを交付されたあとに行いましょう。
また、剥がすタイミングも重要です。なぜなら、もし新しいステッカーが手元にない状態で剥がしてしまうと、新しく貼り付けるまではその車を運転できなくなってしまうためです。車検ステッカーの貼り換えは必ず新たにステッカーを交付されたあとに行いましょう。
車検ステッカーをなくした!?紛失時の再発行手順は?
もし車検ステッカーを無くしてしまった場合は、再発行してもらいましょう。
そのとき、持参しなくてはならないものは車検証の原本です。また検査標章再交付申請書に押印をする必要がありますので、個人の方は必ず認印も持参するようにしてください。
全ての手続きが無事終了すると、新しい車検ステッカーと新たに車検証も発行されます。
その備考欄には「検査標章再交付」と記載されていなくてはならないので必ずチェックをしておいてください。
仕事の都合などでどうしても再発行に行けない場合は、ディーラーなど手続きを代行してもらえるところにお願いすることも可能です。
問い合わせる場合は、委任状も必要ですので忘れないでくださいね。
- 普通車
-
陸運局・陸運支局
- 軽自動車
-
軽自動車検査協会
そのとき、持参しなくてはならないものは車検証の原本です。また検査標章再交付申請書に押印をする必要がありますので、個人の方は必ず認印も持参するようにしてください。
全ての手続きが無事終了すると、新しい車検ステッカーと新たに車検証も発行されます。
その備考欄には「検査標章再交付」と記載されていなくてはならないので必ずチェックをしておいてください。
仕事の都合などでどうしても再発行に行けない場合は、ディーラーなど手続きを代行してもらえるところにお願いすることも可能です。
問い合わせる場合は、委任状も必要ですので忘れないでくださいね。
もしも貼らなかったら…一体どんな罰金があるの?
もしも、車検ステッカーを貼っていなかった場合はどうなるのでしょうか?
フロントガラスに車検ステッカーは見栄えが悪いから貼りたくない、という方もいますが道路運送車両法第66条に違反することとなってしまうのです。
これに反して車検ステッカーを貼らずに車を運転していると最大50万円もの罰金となってしまう事もありえます。
見栄えを気にするあまり、車検ステッカーを貼らずにおいてそんなにたくさんの罰金を取られてしまってはつまらないですよね。
きちんと法律で決められていることなので、車を公道で走らせる以上ルールには従いましょう。
忘れてしまうこともあるかもしれませんので、車検を通した後にはなるべく早くフロントガラスの見やすい位置に車検ステッカーを貼っておきましょう。
フロントガラスに車検ステッカーは見栄えが悪いから貼りたくない、という方もいますが道路運送車両法第66条に違反することとなってしまうのです。
これに反して車検ステッカーを貼らずに車を運転していると最大50万円もの罰金となってしまう事もありえます。
見栄えを気にするあまり、車検ステッカーを貼らずにおいてそんなにたくさんの罰金を取られてしまってはつまらないですよね。
きちんと法律で決められていることなので、車を公道で走らせる以上ルールには従いましょう。
忘れてしまうこともあるかもしれませんので、車検を通した後にはなるべく早くフロントガラスの見やすい位置に車検ステッカーを貼っておきましょう。
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