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更新日: 公開日:2017/07/26

車検シール(車検ステッカー)の正しい貼り方解説|記載内容の見方や再発行の仕方なども詳しく紹介

車検シール

車検に合格した車には車検証と車検シールが新たに交付されます。車検証の携行と車検シールの表示が法律で定められていて、違反者には厳しい罰則があります。
車検証については車に入れておくだけで済みますが、車検シールについては「どこに貼ればいいの?」と思う方もいるでしょう。
この車検シールについては2023年7月から貼り方のルールが変更になりました。この記事では、車検シールの正しい貼り方を解説していきます。
車検シールの見方や再発行の仕方、罰則についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

車検シールについて

車に貼られているシールはいくつかの種類がありますが、車検シールとはどのシールのことでしょうか。

ここではシールごとの形や役割の違いなどを詳しく説明していきます。

車検シールの形と役割

車検シール(もしくは車検ステッカー)とは、車検を受けたときに新しい車検証といっしょに交付される四角いシールです。

正しくは検査標章という名称で、車検の有効期限を分かりやすく示すとともに、その車の車検が有効であることを証明する重要な役割を持っています。

車検シールと点検シールの違い

車検シールと同じくフロントガラスに貼り付ける「丸いシール」があります。

それは「法定点検」を行った際に貼るシールで、そのデザインから「ダイヤルステッカー」とも呼ばれます。

車検シールと同じく次の定期点検の時期が一目で分かるように、表面には年月が記載されています。

この年月を車検の有効期限と混同してしまう場合がありますので、くれぐれもご注意ください。

また、定期点検のシールは車検シールと違って、貼らなくても違法にはなりません。

ですが法定点検もドライバーの義務であり、その証明となるシールも貼っておくことが好まれます。

車検シールの貼り方と剥がし方は?

車検シールを剥がすイメージ

車検シールですが、これは道路運送車両法第66条で定められている義務で、車検証を備え付けるのと同じように必ず貼らなくてはなりません。

ディーラー等の業者を通して車検を行う場合は車検シールまで貼り換えてあることもありますが、ユーザー車検を行った場合は自分自身でシールを張り替える必要があります。

そこで、車検シールの貼り方および剥がし方の手順をご紹介します。

車検シールの貼り方と剥がし方

車検シールの貼り方・剥がし方は以下の通りです。
貼り方
  1. 青色シール(もしくは黄色シール)の右半分を台紙からはがし、透明シールの上に貼り付ける。
  2. 残りの左半分も同じように台紙からはがし、透明シールの上に貼り付ける。
  3. 透明シールと貼り合わせたシールを台紙からはがす。
  4. 前方のフロントガラスの見やすい位置に貼り付けて完成。
剥がし方
  1. まず表面の透明シールからはがす。
  2. シールの粘着力が強く、ほとんどの場合シールの跡(粘着質)が残るので霧吹き等でシールを貼っていた部分を濡らし、濡れたティッシュとラップを重ねて20〜30分蒸らす。
  3. 定規等を使ってガラスに傷つかないようにゆっくりはがす。
  4. まだ粘着質が残っている場合は、ウエットティッシュなどで優しく拭き取る。

車検シールは2年(新規検査の場合は3年)の間、防犯上の観点からや寒暖差の激しい環境でも耐えられるように、簡単に剥がれないようになっています。

そのため、実は貼るよりも剥がす方がはるかに大変だと言われています。

また、剥がすタイミングも重要です。
なぜなら、もし新しいシールが手元にない状態で剥がしてしまうと、新しく貼り付けるまではその車を運転できなくなってしまうためです。

車検シールの貼り換えは必ず新たにシールを交付されたあとに行いましょう。

車検シールを貼る場所

令和5年7月より車検シールを貼る場所について、これまでは「前方から見やすい位置」というきまりが、「前方かつ運転者から見やすい位置」と変更になりました。

国土交通省の案内によると、「運転席側の上部で、車両中心から可能な限り遠い位置」となっているので、一般的な右ハンドルの車であれば、フロントガラスの右上の位置に貼ることになります。

これまでは車両の中心付近に貼られることが多かった車検シールですが、今後自分で車検シールを貼る場合は注意が必要です。

車検ステッカーの新しい貼り付け位置



参照元
令和5年7月より、車検ステッカーの貼り付け位置が変更となります。

車検シールの見方は?

車検シールの見方について考えるぶぅ〜ん

車検シールは表面と裏面で記載されている内容が異なります。デザインについても何度か変更されているので、記載内容の見方とともにデザインについて細かく説明していきます。

車検シールの記載内容

車検シールには外から見える「表面」と車内から見える「裏面」があります。

車検ステッカー表面

車検ステッカー裏面


参照元
検査標章(ステッカー)

表面には車検の有効期限満了の年月が表示されています。
小さく記載されている数字が年、大きく記載されている数字が月を表します。

小さく記載されている数字の位置は毎年変わり、右上、右下、左下、左上のように時計回りで進みます。

裏面は車検の有効期限が満了する年月日を表示しています。

裏面のほうが日付まで記載されており、より詳しい情報が車内から確認できるようになっているのが分かります。

同じ月内でも満了日が1日と31日では車検を受けるタイミングが大きく変わってくるので、車検の有効期限を確認する際には必ず年月日まで書かれた裏面を参考にしましょう。

車検シールのデザイン

車検シールは、2017年にデザインが変更されました。

旧型のシールが縦横30mmだったのに対し、新しいシールは縦横40mmとサイズが少し大きくなり、文字も大きくなったことで、より見やすくなっています。

また以前までは、軽自動車の場合はナンバープレートと同じく「黄色」のシール、その他の普通車はすべて「青色」のシールと、色が異なっていました。

2024年1月から統一され、現在は普通自動車も軽自動車もどちらも青色のシールとなっています。
(2025年3月現在)

車検シールの再発行の仕方

車検シールの再発行に必要なものについて考えるぶぅ〜ん

もし車検シールを紛失してしまった場合や、フロントガラスの破損などによる交換の際は、再発行してもらうことになります。

再発行の手続きをする場所や必要なものについて詳しく見ていきましょう。

車検シールの手続きをする場所

普通車の場合は陸運局や陸運支局で、軽自動車の場合は軽自動車検査協会で、それぞれ手続きをすることができます。

どちらも平日のみ受付をしているため、仕事の都合などでどうしても再発行に行けない場合は、ディーラーなど手続きを代行してもらえるところにお願いすることも可能です。

車検シールの再発行に必要なもの

車検シールの再交付を申請する際、用意するものは以下の通りです。

・車検証の原本
・認印
(・委任状)
・申請書
・手数料納付書
(・理由書)

車検シールの再交付の際は、車検証を新しく書き換える必要があります。
備考欄には「検査標章再交付」と記載されるので、手続きが終わったら確認してみましょう。

また、検査標章再交付申請書に押印をする必要がありますので、個人の方は必ず認印も持参するようにしてください。

代理人に依頼する場合は委任状も必要になるため、忘れずに準備しましょう。

申請書、手数料納付書、理由書は当日に窓口で入手できる書類ですが、いずれもweb上でダウンロードして印刷することもできます。

理由書については、申請書に理由の記載があれば提出する必要はありません。

車検シールを貼らないと違反になる

車検シールを貼らずに違反になるイメージ

もしも、車検シールを貼っていなかった場合はどうなるのでしょうか?

車検シールを貼らないまま公道を走行すると、道路運送車両法第66条に違反することとなってしまうのです。

この罰則では最大50万円もの罰金となってしまう事もありえます。

車検を通した後や車検シールの再交付の後など、自分で車検シールを貼る場合はなるべく早くフロントガラスの所定の位置に車検シールを貼るよう注意しましょう。

車検シールを適切な場所に貼ることが大事

車検シールを適切な場所に貼るよう促すぶぅ〜ん

車検シールは車検の有効期間を明示したものであり、車検切れを防ぐなどの大切な役割を持ったシールです。

シールが正しい位置に貼られていないと、その効果も十分に発揮されません。

そして、そもそもシールが貼られていない場合は厳しい罰則が科されることになります。
今回の記事を参考に、車検シールの正しい貼り方を覚えておきましょう。

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