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更新日:2019/04/01 公開日:2017/11/29

ブレーキフルードは車検ごとに交換したほうがいい?

新車を購入してから3年後、その後は2年毎にやってくる車検。
車検を受けた際に交換する物としてエンジンオイルやATF、ブレーキフルードなどがありますが、エンジンオイルに比べブレーキフルードについての知識がある人は多くありません。そこで今回はブレーキフルードについて解説していきます。

目次

茶色くなったブレーキフルードを放置したらどうなる?

ブレーキフルードは新品の場合、薄い黄色の液体ですが、時間が経過するに連れて茶色く濁っていき、2年後の車検時にはかなり濁った茶色になっています。
これはブレーキフルードが空気中の水分を吸収する性質を持っており、それに伴い色が変化していくためです。
水分を吸収するとブレーキフルートとしての性能が下がります。具体的にはフルードの沸点が下がります。
沸点が下がると長い下り坂を下るなどブレーキを多用した際にブレーキの熱によりブレーキフルードが沸騰しやくすなり、その結果、ブレーキを踏んでも車が減速しにくくなり大変危険な状態になってしまいます。
これは沸騰によりフルード内に気泡が発生することでブレーキペダルを踏んだ力が気泡(空気)の圧縮に使われてしまい、ブレーキキャリパのピストンを押す力が減少するために発生します。
この状態になるのを防ぐため、通常車検毎にブレーキフルードを交換します。

普段点検していない人は車検ごとに交換するのがおすすめ

車は走行前に毎回エンジンオイルやベルト、ブレーキフルードなどを確認するのが理想的なのですが、普段から点検しているという方はなかなかいないのが実情です。
自分でボンネットを開けたことがない、という人も少なくないでしょう。
ブレーキフルードはたとえ車を動かさなくても劣化していくため、定期的に交換する必要があります。
自分で点検しないのであれば、2年に1度行う車検の際に交換しておくのが交換し忘れを防ぐためには有効になります。
また、ブレーキフルードには塗装を溶かす性質もあるため、メンテナンスに慣れていない方が行うと、大切な車に傷が付いてしまう可能性が高くなります。
さらに、素人が行うとエアーが混入してしまう場合があります。仮にエアーが混入してしまうと普段の走行中もブレーキの効きが低下してしまい危険です。
通常、車検の際には定期点検を行うため、その際に合わせて交換してもらうのが安全かつ安心と言えます。

ブレーキフルードを交換するときの費用相場は?

ブレーキフルードの交換費用ですが、ディーラーで交換するとフルード+工賃で1万円程度ですが、5千円程度で行っている店舗もあるようです。
車検時にフルード交換すると割引になる店もあるので確認してみましょう。
店によって費用が異なる要因としては主に2つあり、1つはディーラーの方がやや工賃が高い傾向にあること、2つ目は使用するブレーキフルードの種類の違いによるものです。
ブレーキフルードには主にDOT3,DOT4,DOT5の3種類の規格があります。
それぞれ沸点が異なり、数字が大きい程性能が上がります。
ディーラーではDOT4を使用しているところが多く、その他の店舗ではDOT3を使用してコストを下げていることが費用の差に繋がっているようです。 車によって推奨しているブレーキフルードの規格が異なりますので、購入したディーラー以外で車検を受けたりブレーキフルードを交換したりする際は必ず確認しましょう。

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