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更新日: 公開日:2017/11/29

車検に通るヘッドライトの条件とは?
検査に落ちやすいポイントについても詳しく解説

車のヘッドライト

「え、ヘッドライトで車検に落ちるの!?」。
2024年8月から、ヘッドライトの検査基準が厳しくなり、ロービームの検査だけで合格しなければならなくなりました。
今後、あなたの愛車でも光軸ズレや光量不足で不合格ということが起こるかもしれません。
そんな事態を防ぐために、車検に通る条件や落ちやすいポイントなどについて解説します。

目次

車検時のヘッドライトの検査方法が変わる

2024年8月1日より、車検時のヘッドライト検査方法が変更されました。
これまではロービームで基準を満たせなかった場合、ハイビームでの測定が可能でしたが、新基準ではロービームのみで審査されることになります。

新基準での検査方法

ヘッドライトの検査はロービームのみで行われ、適正な位置に光が届いているかをエルボー点と呼ばれる基準点で測定します。

2018年から基準が新しくなり、新基準での検査へ移行するための経過措置として、これまではロービームでの計測が基準に達しない場合、ハイビームでの再検査が認められていましたが、新基準へ完全移行されることになりました。

つまり、ロービームの光軸や光量が適正でなければ車検に通らないということになります。
ただし、一部の地域ではこの新基準の適用が2年間延期されるため、地域によっては当面の間、ハイビームでの再検査が行われます。

対象車両

新基準の対象となるのは、1998年9月1日以降に製造された車両です。
それ以前に製造された車両は、ハイビームを基準として設計されているため、新基準の対象外となり、引き続き従来の方法で検査が行われます。

ロービーム検査については以下の記事で詳しく紹介しているので、気になる方はそちらも参考にしてください。

ヘッドライトの検査項目と車検に通るための条件

ヘッドライトの検査項目を考えるぶぅ〜ん

2024年8月以降の車検では、ヘッドライトの検査がロービームのみで行われるようになります。
これにより「光軸」「光量」「色味」の3つのポイントがより厳しくチェックされ、それぞれの基準をクリアしなければ車検に通らなくなります。

適正な状態でなければ安全な走行に支障をきたすため、事前の確認と調整が欠かせません。

光軸

光軸とは、ヘッドライトの照射方向のことです。 この調整のカギとなるのが「カットオフライン」と「エルボー点」です。

ロービームは「すれ違い用前照灯」という名称で、名前の通り対向車とすれ違うときなどに眩惑しないように上側を照らす光をカットしています。
このカットされた部分と照らされている部分の境目を「カットオフライン」といいます。

また、日本は左側通行のため、このカットオフラインは歩行者を照らすように、途中から左上がりになるよう設計されています。
カットオフラインの切り上がりが始まる点を「エルボー点」といい、このエルボー点を基準に検査されます。

具体的には、前方10mの地点でエルボー点が適正範囲に収まっているかがポイントです。
基準となる範囲は、ライトの高さによって異なります。

ロービームの中心が地面から1m以下の場合、上下2cm〜15cm下、左右27cm以内の範囲に収まることが求められます。
一方で、ロービームの中心が地面から1mを超える場合は、上下7cm〜20cm下、左右27cm以内が基準です。

この範囲を外れてしまうと、対向車の視界を妨げる原因となり、不合格となってしまいます。
光軸は、走行中の振動やバルブ交換によってずれることがあるため、定期的な調整が必要です。

光量

ヘッドライトの明るさを測る検査です。
光量を測る基準は「光度測定点」といい、ロービームの中心の高さを基準に位置が変わります。

ロービームの中心が地面から1m以下の場合、中心から下に11cm、左に16cmの位置を光度測定点と呼びます。
また、ロービームの中心が地面から1m以上の場合は、中心から下に16p、左に16pの位置を基準にします。

検査の基準として、1灯あたり6,400カンデラ以上の光量が必要です。
光量が足りないと、夜間の視認性が低下し、十分な安全確保ができないため、車検に通らないだけでなく、事故のリスクも高まります。

光量が下がる原因としては、レンズの黄ばみや曇り、リフレクタの汚れ、バルブの劣化などが考えられます。
特に樹脂製のヘッドライトレンズは経年劣化によって黄ばんだり曇ったりしやすいため、日頃からメンテナンスを行うことが重要です。

ヘッドライトクリーナーやポリッシャーで磨くことで、ある程度の光量回復が期待できます。
それでも改善しないときは、バルブ交換を検討しましょう。

ただし、明るさを求めて高出力のバルブを使用すると、熱によってレンズが変色したり、電装系に負担がかかることがあるため、規格に合った製品を選ぶことが大切です。

色味

ヘッドライトの色味に関する検査です。
ヘッドライトの色は基本的に白色であることが求められます。

フォグランプについては白のほかに黄色が認められていますが、ヘッドライトは青みがかった色や極端に黄色い光だと不適合とされる可能性が高いです。

色についての単位は、色温度のケルビン(K)という単位で示され、3,000〜7,000K程度の範囲が白色とされています。
3,000K以下だと黄色が強くなり、7,000K以上になると青みが増します。

しかし、色味については機器を使った検査ではなく、検査官の目視による検査が行われるため、基準内であっても検査官によっては不適合とされる可能性があることを覚えておきましょう。

色味については、今回の基準変更よりも前に改正が行われており、2005年12月31日以前に登録された車両については、改正前の基準の「白色または淡黄色」が認められていますが、それ以降に登録された車両では白色のみが基準となります。

LEDやHIDバルブに交換している場合は、基準を満たしているかどうか、事前に確認することが重要です。

車検でヘッドライトが不合格になりやすい要素

ヘッドライトの検査不合格のイメージ

車検におけるヘッドライトの検査基準が厳格化され、不適合となるケースが増えています。
特にレンズの劣化やバルブの交換、内部リフレクタの状態が影響しやすいため、事前にチェックしておくことが重要です。

レンズの曇りや黄ばみ

ヘッドライトのレンズは紫外線や雨風の影響を受けやすく、長年使用すると曇ったり黄ばんだりします。
レンズが劣化すると光が十分に透過せず、光量不足で車検に通らない可能性があります。

特にポリカーボネート製のレンズは紫外線の影響を受けやすく、適切なメンテナンスが必要です。
レンズの曇りや黄ばみを防ぐためには、定期的なクリーニングとコーティングが有効です。

市販のヘッドライトクリーナーを使うことで、一時的に透明度を回復できますが、再発を防ぐにはUVカット効果のあるコーティングを施すと良いでしょう。
また、劣化が進んでいる場合は、レンズ交換を検討する必要があります。

バルブの交換

ヘッドライトのバルブを交換するときに、光の強さや光軸の調整をしっかりと行わないと、車検に通らない可能性が高まります。

特に、純正とは異なるバルブを取り付けると、リフレクタやプロジェクターとの相性が悪くなり、光が適切に拡散されないことがあります。
バルブの光が弱すぎたり、光軸がずれていたりすると、検査基準を満たせないことになり車検に通りません。

バルブを交換する際は、車検適合品を選ぶことが重要です。

内部リフレクタの劣化

ヘッドライト内部のリフレクタは、光を適切な方向へ反射する役割を持つ部品です。
しかし、経年劣化によってリフレクタの表面がくすんだり、メッキが剥がれたりすると、反射効率が低下し、光量が足りなくなります。

特に、長期間使用した車や、ヘッドライト内部に水分が入り込んだ場合は、リフレクタが曇ったり腐食したりすることがあります。
これが原因で光が乱反射し、カットオフラインがぼやけてしまう状態は、検査で不合格になるケースの一例です。

劣化が進んでいる場合は、リフレクタやヘッドライトユニットごとの交換が必要になるケースもあるでしょう。

ロービーム検査の車検に通るようにヘッドライトを調整しよう

ヘッドライトの調整について注意するぶぅ〜ん

2024年8月から車検時のヘッドライト検査が厳しくなり、ロービームのみでの審査に変更されました。
光軸・光量・色味が基準を満たしていないと不合格となるため、注意が必要です。

レンズの曇りや黄ばみ、バルブやリフレクタの劣化など、経年劣化が主な原因となるため、定期的なクリーニングを行い、事前にしっかり点検しておきましょう。

また、ライトの交換を行う際は、基準を満たすように、適切なバルブ選びや光軸調整を行うよう注意しましょう。

ヘッドライトは車の安全な走行に欠かせない部品です。
保安基準にのっとったヘッドライトの調整を行い、安全なカーライフを楽しみましょう。

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